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おもてなしの精神を一椀に「四条河原町 志る幸」

京阪電気鉄道京阪本線「祇園四条駅」から徒歩4分、祇園からもほど近く、歴史ある京都の街に店を構える「志る幸」は、1932(昭和7)年創業の老舗の料理店。メディアでもたびたび紹介され、著名人もお忍びで訪れるという。

店名の「志る幸」は、質素倹約が求められた平安時代から開催されていたとされる「(しる)(こう)」が由来だ。「汁講」とは、客が各自ご飯を持ち寄り、主宰者は汁物を準備しておもてなしをするという風習で「一杯の汁におもてなしの気持ちを込める」という精神が受け継がれている。

汁は白味噌、赤味噌、おすましの3種類から選べるが、京都らしさを味わうなら上品な甘さが特長の「白味噌」がおすすめだ。手触りのよい黒の漆器椀の蓋を開けると、かつお節や昆布で丁寧に引かれた出汁と味噌の香りがふわっと広がる。

具材は、豆腐やなめこ、ゆば、じゅんさい、かきなど、常時10種類以上を常備し、季節ごとにさまざまな味わいを楽しめる。中でも人気は、山芋をすりおろした「おとしいも」で、ふんわりとした食感と味噌の風味、白ゴマがほどよいアクセントになり絶妙な一体感を醸し出している。

丼ものも充実している。写真の「鯛めし丼」は、刺身ではなく粉雪のように白くきめ細かい「鯛ちりめん」がふんだんに振りかけてある。縁起のよい天然鯛のおいしさをそのままに炊き上げた一品で、百貨店などでも人気だ。

名物の「利久(べん)(とう)」(茶事風の点心)ほか四季折々の旬の食材を丁寧に仕立てた一品料理も多く、お酒の肴にもぴったりだ。また、冬季限定で味わえる白味噌雑煮も人気だ。まるでタイムスリップしたかのような風情溢れる店内、五条大橋や八坂神社の能舞台に見立てた京都らしい粋なしつらいも楽しみの一つ。温かい汁でほっこりしつつ、静かで心安らぐひとときを満喫できること間違いなしだ。

【志る幸】
京都市下京区西木屋町四条上ル真町100
TEL/075-221-3250

味噌伝道師 MISODO(本名:藤本智子)http://misodo.co.jp/
株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデルを経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。『みそまる』(宝島社)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等著書多数。※サイトに掲載している記事は取材当時の情報のため、現在と内容が変わっている可能性がございます。



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