札幌味噌ラーメンをスナック菓子で再現した「RAMEN CLUB(ラーメンクラブ)」。札幌の洋菓子店「きのとや」を展開する北海道コンフェクトグループが手がけたブランドで、麺の形状や具材まで工夫し、まるでラーメンを食べているような味わいを楽しめます。開発の背景には、かりんとう職人の技術とパティシエの発想がありました。
かりんとう工場から始まった新しい挑戦

RAMEN CLUBの開発は、同社のグループ企業のかりんとう工場から始まりました。長年かりんとうを製造してきた工場ですが、近年は需要の変化やコロナ禍の影響もあり販売が減少していたそうです。そこで、揚げ菓子の技術や設備を活かして、新しい商品をつくれないかと考えました。
候補のひとつに挙がったのがラーメンスナックでした。日本には各地にご当地ラーメンがあり、世界的にも人気の食文化です。そこに新しいお土産の可能性を見いだし、開発がスタートしました。
パティシエの発想で“ラーメンらしさ”を再現

開発を担当したのは洋菓子のパティシエで、ラーメンが大好きで年間100杯は食べているという経験が生かされています。RAMEN CLUBでは、麺そのものに味をつけるのではなく、揚げた麺に後からスープとオイルを絡める「メルトスープ製法」を採用しています。
口の中に入れると、麺をコーティングしているオリジナルスープがじゅわっと広がります。1 度単位で温度調節が大切なチョコレート洋菓子ならではの技術から着想した製造方法です。麺は、かりんとうづくりで培われた“三度揚げ”の技術を応用し、中温・低温・高温の順で揚げることで、ガリっとした軽い食感を実現しています。
RAMEN CLUBの3種類の味

札幌味噌ラーメンスナック
黄色い中太のちぢれ麺に北海道産チャーシュー、もやし、ネギ、とうもろこしなどを加え、真空フライで仕上げています。
味噌とにんにくの風味が広がり、ビールにもよく合う味わいです。

東京醤油ラーメンスナック
中太ストレート麺にオリジナルチャーシュー、メンマ、なると、九条ネギを組み合わせています。
まろやかな醤油のスープを再現した味わいで、誰もが食べやすい一品です。

豚脂醤油ラーメンスナック
極太麺に腕肉チャーシュー、キャベツ、もやしを加え、豚脂のコクを効かせています。
がっつり系の味わいで、男性にも人気のスナックです。
博多一風堂とのコラボ商品が博多限定で新発売

2026年3月19日からは、博多発祥の人気ラーメン店「博多一風堂」との共同開発による博多限定商品が登場しました。
JR博多シティ内の「RAMEN CLUB×博多一風堂JR博多駅店」で販売されています。

白丸元味ラーメンスナック
博多一風堂の原点の味である、まろやかな豚骨スープの旨みを活かした味わいです。
細麺風スナックに、濃厚でコクのある“メルトスープ”が絡み、豚骨の魅力をストレートに感じられる一品になっています。

赤丸新味ラーメンスナック
豚骨ベースに辛味噌と特製香油を加えた深みのある味わいで、中細麺風スナックに絡めています。
辛味と香りがアクセントになり、最後の一本まで手が止まらない満足感の高い味わいに仕上がっています。
北海道の食の魅力をスナックで

味噌ラーメン文化、札幌の精肉店によるオリジナルチャーシュー、北海道由仁町産もやし、十勝の契約農家から仕入れたとうもろこしなど、北海道の食の魅力が詰まったRAMEN CLUB。既存の3種類に加え、博多一風堂コラボ商品も登場し、ラーメン文化を気軽に楽しめる新しいスナックとして広がっていきそうです。
広報担当の小谷雪乃さんは、「甘いお土産が多い駅ナカや空港の中で、ラーメンスナックというユニークさに注目していただいています。特に、味噌とにんにくの組み合わせはビールにもよく合います。お酒のおつまみにもおすすめです」と話しています。
「RAMEN CLUB」は、JR東京駅構内南通路にある「RAMEN CLUB 東京駅店」と、羽田空港および新千歳空港内の複合土産店で購入できます。また博多限定の新商品は、JR博多シティ内の「RAMEN CLUB×博多一風堂JR博多駅店」でのみ、取り扱っています。
文/秋山昭代
