女優の永野芽郁がヒロインを務め、東濃地方などが舞台となっているNHK連続テレビ小説「半分、青い。」に登場したことから火が付いた「五平餅」。「五平餅」は、お米をつぶしたものを串に巻きつけ、みそや醤油ベースのタレをつけて焼いたもの。おやつなどの軽食に、地元では古くから愛されている郷土食だ。
五平さんという人物が、握ったごはんにみそをつけて焼いて食べたことから名付けられたという説、神事に使われる御幣に似ているからという説など、語源は諸説さまざまだ。おにぎり型やきりたんぽ型、わらじ型、だんご型などさまざまな形があり、また、タレも地域や家庭により千差万別。ちなみに、恵那内の北部は団子型、南部はわらじ型が主流という。
「半分、青い。」の放送を機に、改めて地元食「五平餅」の魅力をPRしようと、岐阜県恵那市は、市内にある五平餅を扱う37店舗のデータを掲載した「恵那五平餅マップ」を制作。6/1から配布を開始する。同市役所ほか、市内観光案内所、公共施設などで配布。恵那市の公式ホームページからもダウンロードできる。恵那市は名古屋市の中心部からおよそ60km、岐阜県南東部に位置し、愛知県と長野県に隣接した豊かな自然に恵まれた地域。恵那市観光の際は、それぞれの店の「五平餅」を味わってみるのも楽しい。
恵那市役所 商工観光部観光交流課
TEL/0573-26-2111(内線386)