【ご当地味噌グルメ】常備菜にぴったり富山県民の朝ごはん「よごし」

富山県で愛される郷土料理「よごし」は、大根の葉やナスなどの野菜をゆでて細かく刻み、みそで和えたもの。ごはんに合うおかずとして県民に愛され、日常的に食されている。なんともインパクトのある名だが、その名の通り、みそで野菜を「汚す」という意味で「よごし」となったといわれている。最もポピュラーなのは、大根の葉だが、具材となる野菜はその地域や家庭によりさまざまで、ほかにも人参の葉、いもじ(里芋の葉)など幅広い。また「畑のキャビア」と呼ばれる、ほうきんの実を使ったよごし料理は「報恩講料理」に欠かせない一品。

よごしは、みそと香ばしいごまの風味が格別で、白飯との相性も抜群。常備菜としても大活躍で、時間があるときにまとめてつくっておくと、時間がない朝やお弁当にも重宝する。つくり方は、大根菜などの野菜をさっと茹でて水にさらし、しっかり絞って細かく刻む。それをごま油でさっと炒め、みそ、みりん、砂糖を加え、最後にすりごまを加えて完成。具材に決まりはないので、冷蔵庫にある野菜でOK。小松菜やほうれんそう、しいたけなど「マイよごし」を楽しんでみてはいかが。

Yogoshi, a specialty of Toyama, is minced vegetables seasoned with miso, which goes wellwith rice.

関連記事

  1. 【ご当地味噌グルメ】田んぼのサザエ!? 飯山温泉「タニシのみそ煮」

  2. こもろん味噌

    【ご当地味噌グルメ】小諸市の新ご当地グルメ「こもろん味噌」

  3. 【ご当地味噌グルメ】浄土真宗の報恩講料理 富山「いとこ煮」

  4. ヤマト醤油味噌・山本耕平さん「“一汁一菜に一糀”をライフスタイルとして提案したい」

  5. 【ご当地味噌グルメ】NHK連続テレビ小説「半分、青い。」で話題!恵那市・五平餅マップ配布開始

  6. 酢みそでパクリ、熊本名物ひともじのぐるぐる