【ご当地味噌グルメ】パンチの効いた味噌ダレが決め手 鳥取「ホルモン焼きそば」

鳥取県東部で半世紀にわたって愛されている「鳥取ホルモン焼きそば(通称ホルそば)」は、新鮮な牛ホルモンと野菜、ソバを味噌ダレで炒めた、鳥取を代表するご当地グルメ。テレビの全国放送で取り上げられて以来、知名度が上がり、全国区に。昭和30 年代、鳥取市内に多くあった焼肉屋やホルモン屋で、ホルモンと野菜を味噌ダレで炒めた中に「中華そば」を入れると、これがとてもおいしかったことから「ホルそば」が誕生した。モチモチの太麺と牛ホルモンを甘辛のタレで炒め、ニンニクの効いた味噌ダレに浸して食べるのが基本スタイル。パンチのある味で、ごはんやビールとの相性もばっちりだ。

市内の居酒屋や焼肉店約30 店舗で食べられる「ホルそば」だが、具材や味付けは各店で違う。ホルモンもプリプリ系、コリコリ系と、いろいろあって幅広い。そしてなんといっても味の決め手は、各店オリジナルの味噌ダレだ。店によって濃い薄い、甘い辛いとさまざまだが、「つけダレ」で好みの濃さに調整することもできる。鉄板の上でジュージュー炒めれば、味噌ダレが麺や具材と絶妙に絡み合い、この上ないおいしさと香りを醸し出す。味噌がホルモン独特のクセをやわらげるので、ホルモン嫌いの人も、これはイケる!と好評だ。

Tottori Horumon Yakisoba, miso flavored fried noodles with beef intestines and vegetables,
is a local dish of Tottori. The key to the taste is the flavorful miso sauce that packs a punch,
which each restaurant has its own unique recipe.

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