幕末・維新のヒーロー西郷隆盛は、みそ仕込みが得意だった

西郷隆盛

愛嬌たっぷりで時代を超えて愛される西郷隆盛は、みそや醤油をつくるのがとても上手だったことで知られる。「維新ふるさと館」(鹿児島市)には、西郷隆盛の義妹・岩山トクさんが、そのことを語った貴重な肉声が残っている。

西郷隆盛に関しては、多くの専門家によって研究されているが、家庭での様子を伝えるものは少ない。トクさんは、生前の西郷さんに親しく接し、その素顔、人となりをよく知る最後の証人であった。トクさんの孫にあたる岩山清子さん、岩山和子さんがまとめた『西郷さんを語る』によると、当時はみそや醤油は自家製が当たり前で、年に一度、家族が食べる1年分くらいの量を仕込んでいたという。

西郷隆盛味噌仕込み

使用人たちに蔵で手ほどきをし、みそ仕込みを見守っていた西郷さん。家では皆と食事を共にし、家事も積極的に楽しんでいたというから驚きだ。身近な人への感謝を忘れない人情味溢れる人柄がうかがえる。

「維新ふるさと館」では、幕末から明治維新に活躍した西郷隆盛や大久保利通など、先人たちの偉業や歴史を、映像・模型・ロボットなどハイテク技術を使った多彩な展示・演出によって、楽しくわかりやすく紹介する。鹿児島観光の際に立ち寄ってみてはいかが。

お話を聞かせてくれた、歴史解説員の肥後秀昭さん
維新ふるさと館
鹿児島市加治屋町23-1 TEL/099-239-7700

株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデルを経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。『みそまる』(宝島社)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等著書多数。※サイトに掲載している記事は取材当時の情報のため、現在と内容が変わっている可能性がございます。