沖縄の「油みそ」(アンダンスー)は、豚肉を使った甘口のおかずみそで、ウチナーンチュ(沖縄県民)の大好物。沖縄ではごはんのお供として、家庭でみなつくって常備している。沖縄の学校給食では、油みその風味を生かした「納豆みそ」が大人気。ほかほかごはんにのせれば、何杯でもおかわりできちゃうおいしさ。家庭でつくるものではないが、あまりのおいしさに、お父さんから泡盛のおつまみに!とリクエストが出ることも。「納豆みそは、沖縄の学校給食で、数十年前から出されている定番メニューです。納豆嫌いの子どもでも食べられるようにと工夫してつくられました。豚肉(バラ肉)の代わりにツナでつくる学校も多いです」と、南城市学校給食センターの宜保律子さん。お好みでねぎなどを足してもよい。
【材料(2人分)】
ツナ(豚肉)…12g
納豆…9g
白みそ…12g
砂糖…6g
糸削り節…1.2g
しょうが…1g
油…適量
【つくり方】
1 油を熱し、ツナ(豚肉)を炒め、みそを加える。
2 1に砂糖を加え、味が整ったら、納豆としょうが、糸削り節を入れて混ぜる。