みそ大好き芸人三拍子・高倉です。
この味噌プレスを手に取って読んでいるみそ大好きな方々は同じことを考えたことがあると思う。みそ汁を飲んでいるときに幸せすぎて、「あぁ、いっそのことみそ汁の具になりたい」と。
しかしみそ汁の具になることは不可能。なぜなら世の中に存在するすべてのものは、この2つによって分けられているからだ。「みそ汁を飲む側」「みそ汁の具になって飲まれる側」。私たち人間は、古来から前者であり、後者になることは今後絶対にあり得ない。
でもみそ汁の具になりたい。「お風呂に出汁とみそを入れてその中に入ってみる?」いや、これだとみそがもったいないし、ただの炎上YouTuber。そんな中、雑貨屋で発見したのが「味噌汁の湯」。なんとこれは、みそ汁をモチーフにした入浴剤なのだ。これなら夢が叶う。購入して、早速バスタイム。
感想は「これは、みそ汁ではない」。甘酒っぽい発酵の匂いがほんのり。気持ち良かったのだが、みそ汁気分は味わえなかった。ジョークグッズなので、これが限界か。
今後はみそ汁の具になろうとは思わず、飲む側として楽しみたいと思った。最後まで具(愚)にもつかない記事を読んでいただき、ありがとうございました。
文/高倉陵