みそとだしと具材を丸めればできるみそまるですが、とにかく奥が深い。究極の「みそまる」を目指して、原料づくりから挑戦することに! 農薬不使用で、原料となる大豆や野菜を育てます。
舞台は、山梨県北西部に位置し、長野県南部と接する北杜市。澄んだ空気ときれいな水、八ヶ岳、南アルプス山脈といった山々に囲まれた絶景のスポット。日照時間日本一の山梨は、おいしい野菜をつくるに、最適の場所なんだそうです。
農業指導をいただく木内由理子さんは、自分の手でつくったものを食べて生活していきたいと3 年前にこの地へ移住、研修を経て、今年就農されたそう。畑で一緒に作業して驚いたのは、野菜や草木を触る手つきのやさしさと繊細さ。一つひとつに愛を感じました。
最初にやったのは、水路の確保。そして耕うんの邪魔にならないよう石拾いをし、畑の整備にかかります。体力には自信があるものの、力作業は結構大変。が、なんともいえぬ心地よい疲労感。
ドキドキでしたが、トラクターにも初挑戦。ブォォーンと、すごいパワーで固まった土を砕きながら攪拌し、空気を多く含んだふっくらとした状態に。あっという間に畑がきれいになりました。昔の人はこれを手作業でやっていたなんてスゴイ。
みそ用によく使われる「トヨマサリ」や「大袖の舞」ほか、黒大豆、青大豆など数種類チャレンジします。播種は、6月の予定。
シカやイノシシ、害虫対策など心配は尽きませんが、無事に収穫し、皆様にお披露目ができるといいなと思います。