伊勢志摩サミット「G7みそまる」でおもてなし

安倍総理大臣が議長を務め、日本では8年ぶりのサミットとなる主要7か国の首脳会議「伊勢志摩サミット」が、5月26日、27日に三重県の賢島で開催されました。不透明感が増す世界経済を支えるため、状況に応じて財政出動など政策を総動員していくなどとした首脳宣言を発表。

国内外より集まった報道陣向けに、各国をモチーフにした「G7サミットみそまる」を提供し、振り袖&お椀頭姿で味噌文化をPR。

味噌を次世代へ、世界へとビジョンを掲げてきたミソガールにとって、昨年のミラノ万博に次ぐ大舞台(左から、ミア、ともヤン、ひな)。

外務省は、海外の報道関係者が約3000人集まる施設として、国際メディアセンター(IMC)を伊勢市朝熊町の県営サンアリーナに設置。日本の先端技術や食、伝統文化などをPRする展示スペースが設けられました。

食文化に関しては、農林水産省が「和食文化と食品産業によるイノベーション」をテーマとした展示を実施。IMCのレストランでは日本食のプレゼンが行われ、和牛(松坂牛)、日本酒、日本茶、介護食(スマイルケア食)、機能性表示食品、そして、味噌汁(みそまる)がふるまわれました。

各国の首脳が集まるとあり、会場一帯は、超厳戒態勢。みそまる一同も緊張感マックスに。

「G7みそまる」といっても、外国人の口に合うものを提供するのは容易ではない。困ったミソガールが助けを求めたのは、横浜元町の老舗フランス料理店「霧笛楼」の総料理長・今平茂さん。「洋風にもかつおだしを入れると、おいしさが増す」「蓋をして香りを封じ込めると、蓋を開けたとき、断然香りが立っておいしい」などたくさんのアドバイスをいただきました。何より「おいしいものをつくるのにゴールはない。がんばった成果は必ず出る。最後まで諦めずに研究してほしい」と励まされて勇気百倍!

そうして完成したのが、各国をモチーフにした「G7みそまる」です。

使用させていただいた味噌はこちら!!!

【協賛企業】マルコメ株式会社、宮坂醸造株式会社、ひかり味噌株式会社、 フンドーキン醬油株式会社、マルサンアイ株式会社、加賀味噌食品工業協業組合、新庄みそ株式会社 、山高味噌株式会社、有限会社まるみ麹本店、民家工房 常栄有限会社 、株式会社しらかばハウジング、株式会社ウッドハウス

英語が話せないミソガールですが、体当たりでプレゼン(笑)。「ジャパン味噌プレス」英字版と、ミソガールとみそまる誕生秘話を漫画化した「いつか母になるために」英字版を作成し、配布しました。

多くの海外メディアにも取り上げていただきました。

取材に来られていた記者の皆さんと記念撮影。皆さん、ミソスープが好きなようです。

「伊勢志摩サミットでおもてなしできたらなぁ」なんて言っていたら本当に夢が叶ってしまいました。直前までバタバタでしたが、たくさんの方のご協力のもと、なんとか無事に終えることができました。味噌は、「日本の伝統」「健康にいい」「おいしい」…と、非常にイメージがよく、これからますます海外でも味噌が注目されると実感した次第です。日本中、世界中が味噌で笑顔になる日を夢見て、これからもがんばってまいります。

Miso Girl served Misomaru, a handmade instant miso soup, to media personnel from in and outside Japan at the G7 Ise-Shima Summit Media Center, which was a big opportunity after the Milan Expo last year. Misomaru was well received and miso in general seemed to be perceived positively.

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