ミラノ万博へ「味噌で世界中の人々を笑顔に」

ミラノ万博日本館サポーターとして、頭にお椀、背中に味噌を背負ってイタリア・ミラノへ行ってきました。モータースポーツ子ども支援協会の浅井総吉代表が、「一緒に素晴らしい日本文化を伝えましょう!」とミソガールにスペースを提供してくださったのです。真面目に「アイ アム ミソガール!」「アイ ラブ ミソ!」「ディス イズ ミソマル!」の3フレーズしか話せませんが…(笑)、「みそまるで世界中の人たちが笑顔でつながれたら…」そんな思いを胸に秘め、ミラノへ旅立ちました。

現地に到着してからは大忙し。まずは、宮坂醸造さんの味噌をピックアップしにミラノ市郊外の問屋さんへ。ここは世界中の食材が集まる巨大マーケット。タクシーの中に味噌を運ぶスーツケースを置いてきたり、アクシデントもありましたが、現地の皆さんが助けてくれました。感謝、感謝。

ミラノ中心部に戻り、足りない食材をスーパーで購入し、日本館内に運び入れる配送準備完了!

衣装に着替え、地下鉄でいよいよ会場へ!

ついに来た。「EXPO MILANO 2015」。ゲート前は、見渡す限り、ヒト、ヒト、ヒト!!! ミソガールをはじめて4年、海外にも味噌を伝えたい、そんな夢をもって活動に励んできましたが、ようやくスタートラインに来た気分。なんだかジーンときちゃったともやん&いずみ。

「お椀の中には、何も入ってないわね?」と、お椀を引っ張られ、厳重なチェックを受けたのち会場内へ。万博内は非常に広く、日本館までは歩いて20分ほどかかるのでシャトルバスで移動。

日本館(GIAPPONE)に到着!!!

日本館は立体木格子による構造体で、まさに日本の伝統文化と先端技術の融合による革新的な手法とのこと。日本を象徴するような素敵な建物です。

数あるバビリオンの中でも、日本館は大人気。50分待ちは当たり前、3時間待ちのときもあります。

3日間に渡り、日本館イベント広場で行った「Road to Milano」(主催:モータースポーツ子ども支援協会)は連日大盛況。

ブ―スでは、チョコレート風のみそまると味噌の展示、イタリア訳入り「ジャパン味噌プレス」を配りました。ご協賛いただいた味噌は、ミラノで手に入るものです。宮坂醸造(神州一味噌)さんの「板長好み 赤みそ&白みそ」は、プロも愛用!すっきりとした口当たりで食材の味を引き立てます。マルコメさんの「信州みそ」&「合わせみそ」は、 だしをひく文化のない現地の人にとっても便利な、かつお&昆布のだし入り。まろやかでクセのない味わいです。マルコメ君とみ子ちゃんが、「ミソガール、がんばれ!」と応援してくれているようで、心強かったです。

ステージでは、イタリア語と英語を交えた動画上映、みそまるデモンストレーションを行いました。

みそまる体験された方は、もちろん大半がはじめて味噌を触る。おそるおそるでしたが、最後は満面の笑みに。

会場でポルチーニ、トマト、チーズが入ったみそまるを配ると「ヴォーノ!」と笑顔で飲んでくれました。日本館に来る方たちとあり、大半は味噌を知っていて、「オ~、ミゾ~!!」と言います。「味噌はどうやってできるのか」「日本人は一日何回味噌汁を飲むのか」、「味噌汁は主食になりますか」など、熱心に質問してくる人も多く、味噌や日本食への関心の高さに驚きました。

そして、ステージの最後に、私の思いを。「ファッションがミラノから世界中に発信されるように、みそまるもミラノから世界中の人々に発信していきたい。味噌汁を飲んで、こころも体もあたたかくなったら、きっと争いのない平和な世界になる。日本のみそまるが人々をまぁるく繋げてくれる。壮大なテーマに向かって、ミソガールは走り続けることを、ここに誓います!」とみそまる宣言。

はじめての海外イベント、しかも、万博という大舞台。情報も錯綜する中、私の力だけでは到底解決できなかった問題をたくさんの方にサポートいただき、無事に任務を完了することができました。NPO 法人モータースポーツ子ども支援協会の浅井代表、マルコメさま、宮坂醸造さま、関係者の皆さま、応援くださった皆さま…、この場をお借りし、心よりお礼申し上げます。

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