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手軽でいて身近な名コンビ ゴマと味噌のイイ関係

ほとんどの家庭に常備されているだろう味噌とゴマ。しかし、一緒に使う人は意外と少数派です。味や香りはもちろん、食感が非常によく、味噌汁やおかず味噌などに最適なゴマですが、日本人に限らず世界中の人々に「体によい食べ物」として長く愛されています。

ゴマの故郷はアフリカのサバンナ地帯で、なんと紀元前3000年以上前から栽培されていたというから驚きです。食用だけでなく、灯火用や香料、薬としても利用され、アフリカからエジプト、インド、中国などさまざまな地域へと伝わっていったようです。

日本では縄文時代後期の遺跡からゴマが出土していますが、ゴマが広まった背景には、仏教伝来が大きく影響しているようです。仏教では動物の命を断つ殺生が戒められていたため、栄養価の高いゴマが、精進料理や懐石料理に代用されてきました。諸説あるものの、いずれにしてもかなり古くからなじみのある食品だったことは間違いなく、味噌の歴史とも通じるところがあります。

ゴマは、おいしいだけではなく、脂質やたんぱく質のほか、鉄、カルシウム、ビタミンB1を豊富に含むなど、小さいながらに優秀な食材。また、アラビアンナイトの物語の中で、「開けゴマ!」の呪文を唱えることによって扉が開いたように、古くからゴマには不思議な力があると信じられてきたそうです。

味噌とゴマの名コンビを楽しむべく、おすすめの2品を紹介します。「白ゴマ」「黒ゴマ」「金ゴマ」などお好みでどうぞ。

根菜たっぷり栄養満点 利休汁

「利休汁」はゴマの入った濃厚な風味の味噌汁のこと。ゴマを加えた料理で「利休」の名がつくものは多いですが、茶道で有名な千利休が名前の由来。利休は、大のゴマ好きで食事によくゴマを加えて食していたそうです。動物性食材不使用なのに食べ応え抜群。根菜たっぷりで、体がほっこり温まる一品。お好みで七味をかけても美味。

【材料】(2人分)
水…2カップ
味噌…大さじ2
昆布(5cm角)…1枚
ごぼう…40g
にんじん…40g
こんにゃく…30g
しめじ…30g
煮大豆…20g
練りゴマ…大さじ1
炒りゴマ…小さじ1

【つくり方】
①水に昆布を1時間ほど浸けておく。
②具材は食べやすいサイズにカットする。
③①を火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出す。
④ごぼうとにんじんを先に入れ柔らかくなったら、こんにゃく、しめじ、煮大豆を加える。
⑤一旦火を消し、練りゴマと味噌を加える。
⑥さっと温めて、炒りゴマを加える。

アレンジ無限のおかず味噌 ゴマ味噌

ゴマがたっぷり入った香ばしいおかず味噌。洋食材との相性が抜群で、パンやディップ、アイスクリームに最適。常備しておくとあれこれ使えて重宝する。甘口好みの人は砂糖を増やして適宜調整を。

【材料】つくりやすい分量
味噌…100g
酒…大さじ 2
みりん…大さじ 2
砂糖…大さじ 1
練りゴマ…50g
炒りゴマ…20g

【つくり方】
①味噌、酒、みりん、砂糖をよく混ぜ合わせる。
②火にかけ、焦げないように弱火で混ぜながら10 分ほどじっくりと練り上げる。
③②に練りゴマと炒りゴマを加えて混ぜ合わせ、なじむまで弱火で加熱する。
※清潔な密閉容器に入れ約3日間保存可能。

味噌伝道師 MISODO(本名:藤本智子)http://misodo.co.jp/
株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデルを経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。『みそまる』(宝島社)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等著書多数。※サイトに掲載している記事は取材当時の情報のため、現在と内容が変わっている可能性がございます。



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