最強の大豆発酵コンビ!味噌と納豆のイイ関係

日本人は、古くから大豆をさまざまな食品に加工してきました。中でも、大豆の発酵食品である味噌と納豆は、日本のソウルフードを代表するものとして欠かせません。納豆は、ごはんにかけて食べるのが一般的ですが、味噌と納豆の濃厚な風味は相性抜群で、一緒に食べればおいしさ倍増。自宅で簡単につくれるやみつき必須の「納豆汁」と、ごはんがぐんぐん進む「納豆味噌」をご紹介します。


簡単アレンジ版「納豆汁」

納豆入りの味噌汁「納豆汁」は、秋田や山形などの郷土料理として知られています。古くから食べられていて、江戸時代は、「叩納豆」といって、叩いて平たくした納豆に、細かく刻んだ青菜と豆腐が添えて売られていたそうです。これに、だし汁と味噌を加えたら納豆汁になるという優れものです。

本場では、納豆をすり潰すレシピが多いですが、手軽にひきわり納豆を使うレシピをご紹介します。お好みで、油揚げやねぎはもちろん、アクセントに、キムチやチーズ、梅干しなどを加えても美味! なお、具材が多くなければ、鍋を使わなくてもつくれます。お椀に味噌、かつお節、納豆を入れて、アツアツのお湯を注ぎ、ネギなどを散らすだけで完成!

【材料(2人分)】
だし汁…2カップ 
味噌…大さじ2
ひきわり納豆…2パック
具材…お好みで

【つくり方】
1 だし汁を沸かす(具材がある場合は煮る)。
2 ひきわり納豆を入れる。
3 一旦火を止めて味噌を溶かし入れ、最後さっと温める。


ごはんに最高に合う「納豆味噌」

長崎で食べられている「納豆味噌」と呼ばれる「もろみ漬け」もありますが、今回ご紹介するのは、自宅にあるような食材で、簡単につくれる納豆入りのおかず味噌です。

ごはんのお供はもちろん、お酒のおつまみ、野菜ディップ、冷奴などにも使える便利な一品。また、パンに納豆味噌を乗せてトースターで焼けば、納豆味噌パンの出来上がり!

風味付けに、しょうがやにんにく、唐辛子、山椒などを加えても美味。さらに、細かく刻んだしいたけやえのき、たまねぎなどを加えれば、ヘルシーにボリュームを増すことができます。

味噌+納豆+肉と、たんぱく質が豊富で、最高のスタミナ食。パワーをつけたいときに最適です。味噌も納豆も、不思議とたくさん食べても飽きないものですが、新感覚の風味をお楽しみください。

【材料(2~3人分)】
味噌…100g
ひきわり納豆…2パック
ひき肉…100g
酒…大さじ2
みりん…大さじ2
砂糖…大さじ1.5

【つくり方】
1 熱したフライパンにごま油を引き、ひき肉を加えてさっと炒める。
2 味噌、酒、みりん、砂糖を混ぜたものを加えて、5分程度加熱する。
3 ひきわり納豆を加えて、温めながらよく混ぜ合わせる。

株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデルを経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。『みそまる』(宝島社)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等著書多数。※サイトに掲載している記事は取材当時の情報のため、現在と内容が変わっている可能性がございます。