横浜に来たら必食!釜焼き朴葉味噌とんかつ「とんかつ 美とん さくらい」

横浜市内に3店舗ある「とんかつ 美とん さくらい」は、地元民に愛される老舗のとんかつ屋だ。創業者の堀内強美さん(現会長)は、もともと精肉屋を営んでおり、45年前に第1号店の井土ヶ谷店をオープンした。

当初、通常のとんかつしか提供していなかったが、名古屋を訪れた際、「味噌カツ」を食べる機会があり、その味に衝撃を受けた。すぐさま予定を変更して店に戻り、味噌ダレの開発に着手し、メニュー化した。

しかし、当時の関東では、「味噌カツ」の知名度はほぼゼロ。常連客に受け入れてもらうまでには時間がかかったが、食べた人は口をそろえて「これはうまい!」と絶賛。次第に「美とん さくらい」といえば、「味噌カツ」と呼ばれるほど、看板メニューになった。

秘伝の味噌ダレは、関東人の舌に合うよう、信州の赤味噌と白味噌をブレンドし、調味料を混ぜ合わせ丁寧に手間暇かけてつくられる。時代の流れに合わせ、少しずつ味わいを調整し、現在のレシピが完成した。

ボリューム満点で濃厚な味わいだが、甘さは控えめでしつこくない。カツを食べ終えたあとは、鉄板にご飯を入れて食べるのがお決まりだ。

同店のもう一つのウリは、「健康とんかつ」であること。その理由は、とんかつの「釜焼き製法」にある。揚げてから石釜で焼いて油を落とすため余分な油が落とされ、通常のとんかつに比べると油は約38%カットされる。通常通り油のみで揚げたもの、油をまったく使わないものなどメニューが豊富なため、お好みで選べるのもうれしい。

この「釜焼き機」は、堀内さんが開発したもので、特許も取得している。「とんかつのルーツを探ってみると、釜焼きだったことからヒントを得ました。なるべく油を少なくして、毎日でも食べたくなる体にやさしいとんかつをつくりたかった」と堀内さん。

とんかつというと、男飯のイメージが強いが、最近ではカップルや女性一人での来店も多いという。とんかつを心から愛し、研究を続ける堀内さん入魂の一品をご賞味あれ!

【上大岡店】(写真)
横浜市港南区上大岡西1-6-1 ウィング上大岡B1F 
TEL/045-844-9090
【岡村店】
横浜市磯子区岡村2-11-4
TEL/045-753-9090
【井土ヶ谷店】
横浜市南区井土ケ谷下町44 
TEL/045-731-5502

株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデルを経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。『みそまる』(宝島社)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等著書多数。※サイトに掲載している記事は取材当時の情報のため、現在と内容が変わっている可能性がございます。