「OKAYAMA 豆乳美蘇クラブ」を主宰する星川のぶおさんは、独自の製法で味噌や豆乳を混ぜ合わせた万能食「豆乳味噌グルト」を開発。岡山を中心に開催する講演会やワークショップをきっかけに「豆乳味噌グルト生活」を始めた人々は皆、みるみる健康に。「健康を手に入れることは簡単なこと」…その意味に迫りました。 (聞き手/ ミソガール・藤本智子)
なぜ「OKAYAMA 豆乳美蘇クラブ」を立ち上げたのですか?
以前は自然食品の会社に勤めていましたが、自身の食への意識は低く、暴飲暴食は日常でした。そんな中、味噌の素晴らしさを知り、健康のために始めた「豆乳味噌グルト生活」で90Kg あった体重は半年で70Kg になり、驚くほど健康になりました。最初は「豆乳グルト」からのスタートでした。ところが「味噌」を加えた途端に、その効果は明らかにパワーアップ。「味噌」について学びながら、自身の体で「味噌力」を実感。これほどすごい「味噌」を伝えずにはいられない、と思うように。おつきあいで外食もしますが、基本は「豆乳味噌グルト」しか食べません。玄米も入っているから、主食を摂る必要がなく、満腹感も得られます。多くの病気の原因は食べ過ぎだと考え、このことを多くの人に伝えようと活動を始めました。
普段の活動のことを教えてください。
健康講演会と「豆乳味噌グルトワークショップ」が主な活動です。とにかく多くの人に伝えたいので、自分が必要とされる場があればできる限り出向くようにしています。噂はクチコミで広がり、依頼は徐々に増えました。また、食だけではなく、生活環境への配慮も重要になってきますので、健康に重大な影響を及ぼす電磁波についても同時に伝えています。
「豆乳味噌グルト」のつくり方を教えてください。
密閉容器にすべての材料(味噌、豆乳、玄米甘酒、乾燥菊芋、ゴマなど)を混ぜ入れ、冷蔵庫においておくだけです。決まったレシピはなく、驚くほど簡単です。でも、だからこそ、原料にはとことんこだわっています。オーガニック、無添加食材は少し値が張りますが、他の食材を買うことが少なくなり、病院にも行かなくなるので結果、経済的です。中でも絶対に欠かせないのが、栄養価が高く糖尿病の予防効果があると注目されている菊芋です。「豆乳味噌グルト」は、ごはんやパンにのせてもいいし、野菜につけてもおいしい。お湯に溶いて飲んでもOK。冷蔵庫で約2 週間保存可能なので、まとめてつくっておくと便利です。
反響はどうですか?
「OKAYAMA 豆乳美蘇クラブ」の活動を始めて1 年。末期がんや糖尿病、高血圧や精神疾患を患う人々がみるみる健康になっていくのを間近で見てきました。人の生活習慣を変えることはなかなか難しいのですが、健康や食に全く意識のなかった方々が「味噌はすごい!」と実感し、体調が良くなっていくことが楽しみだし、やりがいもあります。
伝えたいこと、これからの夢は?
安心安全な食の大切さが問われる昨今ですが、それ以前に、現代人の病気の多くは、食べ過ぎが一番の問題だと考えています。どんなに栄養価の高いものでも、食べ過ぎれば毒になります。「食い改めれば、すべての病気は快方へ向かう」。「食を変えれば人生が変わる」といっても過言ではありません。これからも、人々が健康になるお手伝いができたらうれしいです。今後は、商品(原料)選びに迷わないよう、商品の販売や商品開発もできたらと考えています。
【豆乳味噌グルトのつくり方】
①材料の目安:味噌750g、豆乳200ml、玄米甘酒300g、乾燥菊芋200g ほか、ゴマや酒粕、梅肉、麻の実などをお好みで足してください。
②味噌にすべての材料を混ぜ合わせます。
③これで完成です!冷蔵庫で保管してください。
Nobuo Hoshikawa from Okayama Tonyu Miso Club believes that many of the health problems are caused by overeating and that changing your diet will change your life. He developed the healthy Tonyu Miso Guruto, made with miso, soymilk, amazake, sunchokes, sesame seeds, etc., and is very active in conveying the greatness of miso.