味噌の緩衝能

味噌

「緩衝能」(かんしょうのう)とは、本来のpHを保持する能力のこと。たとえば、水に酸・アルカリを添加するとpHが変化するが、味噌汁では変化が少ない。味噌の緩衝能には、味噌に含まれる有機酸、アミノ酸類、たんぱく質等が関与している。味噌汁に具材を入れてもpHの変動は少なく、「酢味噌」の場合は、酸味が和らぐ。

参考:『味噌と醤油 : 発酵と醸造 : 製造管理と分析』(発行/朝倉書店、著/東和男)

関連記事

  1. 味噌にまつわる方言

  2. 昔ながらの農業

    「備荒食」として大活躍した味噌

  3. 日本に伝わる民間療法「みそ灸」

  4. 舐め味噌を焼酎のアテにと詠う 鹿児島県出水市の開墾碑

  5. みそなめ地蔵

    願いが叶ったらみそを塗ろう 米子「みそなめ地蔵」

  6. 味噌をのせて合格祈願!広島「才蔵寺」