「味噌」の文字に込められた思い

味噌 文字

「味」には、「美旨」すなわち「うまい!」という意味があるそうです。ちなみに、「噌」は、味噌にしか使われない、味噌のための漢字です。「がやがやうるさい=うるさいほど味が豊かでおいしいもの」という意味があります。

また、「曽」は、「増」「層」など、「上に重なる」という意味合いの漢字に使われることが多いので、「味噌」は、にぎやかな味わいが一堂に会す、ウマくて深い味わい、といったところでしょうか?

みそを隠し味として入れるとおいしいのは、発酵で生じる豊富なアミノ酸などのうま味成分、熟成によって生じる複雑な風味のおかげ。野菜、肉、魚、乳製品、スイーツ…、みそは、どんな食材とも相性がよく、甘い、辛い、酸っぱい、苦い…、どんな味にもアレンジできる万能調味料ということを、まさに証明してくれているかのようです。

関連記事

  1. 舐め味噌を焼酎のアテにと詠う 鹿児島県出水市の開墾碑

  2. 3/24 〜25 秋田 東湖八坂神社 御味噌煮式・御味噌埋式

  3. 味噌

    みそは、脱アレルゲン食品!?

  4. アサリ味噌汁

    貝は水からor沸騰してから?どちらが正解?

  5. 無病息災を願う恒例行事 盛松寺の「柚子みそ」

  6. 贈り物に使える「みそ活用術」