願いが叶ったらみそを塗ろう 米子「みそなめ地蔵」

みそなめ地蔵

長生き、子宝、豊作、病気治癒など、お地蔵さんに願い事をする地蔵信仰は全国各地に見られるが、「みそなめ地蔵」と呼ばれるものも各地に点在する。みそが昔から人々の生活に深く関わってきた証ともいえるが、みその主原料の大豆は、霊性があるものと信じられてきたことも関係している。

鳥取県米子市は、地蔵信仰が根付いたまちで、梅翁寺入口には「みそなめ地蔵」がある。地元旧家の先祖が、夢のお告げで日野川から掘り出したと伝えられている。地元の人々は、願い事が叶うと、感謝のしるしとしてお地蔵さんにみそを付ける。毎年8/24の地蔵盆には「みそなめ地蔵」にみそを塗って供養する。

かつて、みそやしょうゆなど「糀」を扱う店が多く在った米子だが、今でも「糀町」という町名が残っている。いつもは何気なく通りすぎてしまう町角のお地蔵さん。長い間人々の心の支えとなってきたその存在に感謝し、願い事をしてみてはいかが?

取材協力:米子市 

株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデルを経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。『みそまる』(宝島社)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等著書多数。※サイトに掲載している記事は取材当時の情報のため、現在と内容が変わっている可能性がございます。