旅館山城屋の魅力とは?
「旅館山城屋」は、大分県の湯平温泉にある創業50年の旅館です。鎌倉時代に開かれたといわれる湯平温泉は、自然に囲まれた静かな温泉地。その温泉街全体が見渡せる旅館山城屋は、国内からだけでなく海外からもリピーターが訪れる人気の宿です。
旅館の売りはなんといってもお料理。中でも、夕食の定番メニュー「茄子の味噌田楽」は人気の一品。田楽に使われるおかず味噌は、50年にわたり旅館の大女将の後藤幸子さんによって作られてきました。そのお味は、宿泊客から「ぜひ分けてほしい」と言われるほど。この大女将秘伝の味噌は、旅館のお料理に欠かせない味として大切に守られてきました。
「大女将秘伝の味噌」が商品化!
湯平温泉は、昨今の新型コロナウイルスの蔓延や、昨年の豪雨災害の影響で宿泊客が激減。旅館山城屋も売上が最盛期の約1割まで減ってしまったそうです。この状況を何とか打開できないかと試行錯誤する中で、旅館の宝ともいえる大女将秘伝の味噌の商品化に取り組むことに。
大女将が50年にわたり作り続けたレシピは、白味噌に日本酒・砂糖・みりんなどを独自の配分で加え、ゆっくり時間をかけて加熱する、というもの。これを忠実に再現し、「大女将秘伝の味噌」が完成しました。
世界中で旅行者の移動が困難な時期だからこそ、日本人の方はもちろん、外国人の方にも「日本の旅館の味」を楽しんでいただきたい、という願いが込められています。
「大女将秘伝の味噌」は3種類
「大女将秘伝の味噌」は、「田楽みそ」「にんにくみそ」「からし酢みそ」の3種類があり、さまざまな料理に調味料として活用できます。
田楽味噌
旅館山城屋の夕食の定番メニュー「茄子の味噌田楽」にも使われています。甘めで濃厚なお味で、宿泊客にも大人気。「厚揚げ豆腐」や「天ぷら」にも相性抜群です。
にんにくみそ
いりことにんにくが合わさり、どこか懐かしいお味の「にんにくみそ」。シンプルなお料理からお肉やお魚にも相性ピッタリ! パスタと和えればペペロンチーノ風、お湯に溶かせば麺にも合う万能つけダレとしてお楽しみいただけます。
からし酢みそ
甘酸っぱくてちょうどいい辛さの「からし酢みそ」。さっぱりとした味わいで、タコやイカ、白身魚などの定番和食もピタッと味が決まりワンランク上のお料理に! 野菜スティックにも最適です。
ご購入は、オンラインショップから。
文/宮内真理