ひかり味噌は、“自然の恵み、いただきます”をブランドコンセプトに掲げ30年以上、有機・オーガニック商品の開発に取り組むパイオニア企業だ。
7月12日、同社子会社が運営する「発酵と熟成」をテーマとした日本料理レストラン「GINZA豉KUKI」で、2019年秋冬新商品発表会が開催された。林善博社長は「オーガニックはライフワーク」と語り、自ら世界中を訪ね、生産者とコミュニケーションをとるなど、独自の手法で原料調達や販路開拓を行ってきた。
今年の秋冬商品は、有機JAS認定の即席みそ汁やあまざけほか、春に発売した次世代ベジタブルミート「HÄRKIS FINLAND 野菜のそぼろ」の増量タイプなど全17商品。安心安全でいて、日々の生活に取り入れやすい価格設定も特徴で、健康志向の高い層から多くの反響がありそうだ。
「今年度の売上は、前年比106%前後で着地する見込みで、市場の好感度の高さを実感しています。中でもみそ汁は優良株で、国内外で可能性を感じずにはいられません。差別化戦略が経営の道筋、今後も環境や社会に配慮した“サスティナブル”な商品づくりを進めていきたい」と力強く語った林社長。
この日は、「GINZA豉KUKI」の佐藤翔太料理長が腕をふるい、取材記者たちにビーガン和食を提供。5月に「ビーガンコース」を通常メニューに加えた同店、外国人のみならず日本人にも好評だ。「素材本来の味を大切に調理しています。ぜひ食事に来てください」と佐藤料理長。