宮崎県都城市にある九南サービスが運営する「タマチャンショップ」は、お湯で溶くだけで本格的な味噌汁がつくれる「三十雑穀みそスープ」「三十雑穀チゲスープ」を好評発売中です。三十雑穀米からつくったオリジナルの味噌を使用し、化学調味料を一切使用しないこだわりのスープの素で、鯖の味噌煮や味噌おにぎりなどにもアレンジできます。
三十雑穀みそスープ/三十雑穀チゲスープ
三十雑穀みそスープ
30種類の雑穀でつくった味噌に、椎茸エキス・黄金生姜を配合した味噌スープの素です。プチプチした雑穀米がアクセントになっています。味噌汁の他に焼肉のタレや鯖の味噌煮、焼きおにぎりなどにアレンジすることができます。
三十雑穀チゲスープ
本格的な豆板醤と黄金生姜で辛みとコクをプラスしたチゲスープの素です。ほんのり香るごま油の風味と味噌味がマッチしています。お好みの野菜や豆腐などを入れてチゲ鍋に、〆にはお米を入れた雑炊もオススメです。
タマチャンショップについて
タマチャンショップを運営している九南サービスは、元々は宮崎県で3世代に渡り原木椎茸を栽培していた農家でした。海外産の安価な椎茸が流通し、国内の生産者が減ってきたことから、販路を拡大するため20年前に自社サイトを立ち上げました。その際に創始者である田中茂穂会長の妻・多摩子さんから名前を取って「タマチャンショップ」と命名したそうです。
現在は自然食品を中心に1,000アイテムほどの取り扱いがあり、本社のある宮崎県都城本店など8か所に店舗展開しています。
三十雑穀シリーズ開発秘話
雑穀米はタマチャンショップの代名詞ともいえる人気商品で、姉妹商品として味噌汁を新たに開発することになりました。およそ1年半の開発期間を経て、今から5年前にシリーズの第1弾となる「三十雑穀みそスープ」が販売開始されました。
使用している三十雑穀味噌は、タマチャンショップ専用に「河内式製麹装置」で1ロットずつ丁寧に製麹をして、2か月かけて熟成させています。さらに、椎茸や鰹節、昆布をブレンドし“うま味の相乗効果”でよりおいしく仕上がりました。穀物発酵液には、国内産の8種の雑穀(玄米・はだか麦・もちあわ・もちきび・ひえ・ハト麦・赤米・黒米)をブレンドしています。
不足しがちな栄養素を補って欲しい
「三十雑穀スープ」は、味噌味のみそスープとチゲスープの他に中華スープ、トマトスープ、酒粕スープ、ブイヤベース、デトックススープ、薬膳スープ、出汁スープの計9種類。
「お味噌汁にすると雑穀味噌のプチプチ食感が残って、それも楽しんでもらえると思います。これからの寒い季節は味噌味のチゲスープがオススメです! 不足しがちな栄養素が豊富に含まれている雑穀米を使用したスープを毎日の生活に取り入れてみてください」と営業部長の吹上郁恵さん。
「三十雑穀スープ」は、タマチャンショップの直営店の他ECサイトで購入することができます。
文/秋山昭代