4月の酒税法改正で、果実、果皮などを原料に入れた、これまでにない香りや味のビールが誕生し、話題を呼んでいる。そんな中、福井の老舗みそメーカー「米五」から発売されたのは「味噌麦酒」。製造の際、麦芽を煮込む工程があり、その加熱を終えるタイミングで5%みそを加える。
使用しているのは、永平寺御用達の「蔵みそ」。このみそ入りの麦汁にビール酵母を加えて発酵、その後約1か月熟成し、ようやく完成となる。しっかりとしたコクと苦みに加え、エールタイプならではのフルーティーな風味と、ほのかにみそが香る新感覚の味わい。琥珀色に輝く美しい色合いは、目にも味わいをもたらすだろう。「みそ楽」(福井市春山2-25-1)他、8月下旬より福井県内の酒販売店等で販売開始(限定製造)。新感覚飲料の「味噌麦酒」、ぜひお試しあれ。