女の生き様を颯爽と描いた平岩文学の傑作『女と味噌汁』

舞台は昭和40年頃。東京・新宿に近い花柳界、弁天池。主人公の芸者・千佳子は、さまざまな人間トラブルを料理の腕を活かし解決する一方で、みそ汁屋を開く夢を抱く。幸せな結婚に憧れる普通の一面もあり、現代にも通じる女の生き様を描いた作品。1965年テレビドラマ化され一世を風靡した。読みやすい新装版。

女と味噌汁』集英社文庫

関連記事

  1. 仙台藩名物の味噌が題材『伊達の味噌騒動』

  2. 腸の名医に教わる「やせるみそ汁」

    腸の名医に教わる『やせるみそ汁』

  3. 料理研究家・松田美智子の『万能!にんにくみそ床レシピ』

  4. 『だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!(1)』

  5. 江戸時代にタイムスリップした気分で楽しみたい!『江戸川柳で読み解く 塩・味噌・醤油』

  6. 『醤油・味噌・酢はすごい 三大発酵調味料と日本人』