女の生き様を颯爽と描いた平岩文学の傑作『女と味噌汁』

舞台は昭和40年頃。東京・新宿に近い花柳界、弁天池。主人公の芸者・千佳子は、さまざまな人間トラブルを料理の腕を活かし解決する一方で、みそ汁屋を開く夢を抱く。幸せな結婚に憧れる普通の一面もあり、現代にも通じる女の生き様を描いた作品。1965年テレビドラマ化され一世を風靡した。読みやすい新装版。

女と味噌汁』集英社文庫

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