第62回 全国味噌鑑評会「日本一の栄光は誰の手に?」

一般社団法人中央味噌研究所は、毎年、その年の「日本一の味噌」を決定する「鑑評会」を行っている。「鑑評会」は、味噌の品質と技術の向上を目指すことを目的に始めたもので、今年で62回目を迎える。今年も全国各地より、個性あふれる力作味噌が多数出品された。

審査長の柏木豊東京農業大学教授を含む、味噌の官能に優れた専門家が、色、香り、味、組成を総合的に審査して採点する。11月14日に都内で行われた表彰式では、最高賞の農林水産大臣賞(日本一の味噌)をはじめ、食料産業局長賞、全国味噌工業協同組合連合会会長賞など各賞が授与された。

応募総数380品の中から農林水産大臣賞(日本一の味噌)に選ばれたのは、くらしき塩屋「吟醸味噌 多賀治」、ハナマルキ「おかあさん」、小川醸造場「極醸 地大豆みそ」、あおき味噌「特別吟醸づくり 深雪みそ」、越後一「匠の味 赤みそ」、大分みそ協業組合「フンドーキン生詰無添加あわせみそ」の計6品だ。

左より越後一の笠井佳菜さん、川上綾子社長、池野正春さん

農林水産大臣賞を受賞した越後一の川上綾子社長は、受賞者を代表して謝辞を述べた。「今年は台風や豪雨など災害が多く、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。『赤色系・辛口・粒みそ』部門にて二年連続で受賞させていただき、心より感謝を申し上げるとともに身の引き締まる思いです。冴えのある赤色と旨味を引き出すために些細な工程を大切に、しっとりとふくよかな味噌に仕上がることを目標としております。今後もさらなる品質の向上を目指し、お客様に喜んでいただける味噌をつくっていく所存です」と、意気込みを語った。

株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデルを経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。『みそまる』(宝島社)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等著書多数。※サイトに掲載している記事は取材当時の情報のため、現在と内容が変わっている可能性がございます。