小諸市の新ご当地グルメ「こもろん味噌」

小諸市は、長野県の東部に位置し、北に浅間山、南西部に千曲川が流れる自然豊かなまちだ。「こもろん味噌」とは、同市の新しい特産品で、コクのある濃厚な風味が特徴の肉味噌だ。

誕生したのは、群馬県太田市のまちおこしグループ考案の「肉味噌やきそば」とのコラボレーションがきっかけだ。このとき使った肉味噌を「地産地消」のテーマで再構築。地元の黒大豆味噌に、エゴマ、菜種油を使い「こもろん味噌」が完成した。かわいらしい名称は、公募で命名されたという。

「こもろん味噌」のもう一つのテーマが、「健康長寿」。希少価値の高い黒大豆を原料とした黒大豆味噌を使用するなど、原料にとことんこだわっている。黒大豆は、高い抗酸化作用でアンチエイジングや生活習慣病予防に効果があるとして注目のポリフェノールを豊富に含むほか、深い味わいを演出するのにも一役買っている。

エゴマは、動脈硬化や脳梗塞の防止、ダイエット、美肌効果にも効果があるとされ、プチプチとした食感は料理のアクセントにもなっている。同市産のエゴマは粒が大きいのが特徴だ。また、丁寧に圧搾された菜種油は、濃厚な旨味とコク、抗酸化作用の高さが魅力である。

「こもろん味噌」をご当地グルメとして定着させようと、小諸商工会議所と市内の飲食店が共同でPR活動を行っている。定期的に出店している市内外のイベントでは、行列ができるほどの人気で、反応は上々だ。飲食店店主らのアイデアによって和洋中、さまざまなメニューが誕生し、新しいご当地グルメとして話題に。料理のアレンジは無限大で、今後も、幅広い飲食店の参入が期待される。

こもろん味噌やきそば

現在は、市内12店舗で「こもろん味噌」を使った料理を食べることができ、やきそば、うどん、そば、パスタ、ピザ、ラーメン、クレープなど、多彩な創作メニューが楽しめる。歴史や自然を満喫できる小諸市は、東京から電車で約1時間半という意外な近さ。ふらっと「こもろん味噌」を味わいに行ってみてはいかが?

提供店舗など、詳しくはホームページを参照。また、自家製「こもろん味噌」のつくり方なども掲載されている。現地に行けない人は、自宅で楽しむのも一案だ。

【小諸商工会議所ものづくり特別委員会】
長野県小諸市相生町3-3-12
TEL/0267-22-3355

株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデルを経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。『みそまる』(宝島社)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等著書多数。※サイトに掲載している記事は取材当時の情報のため、現在と内容が変わっている可能性がございます。