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【味噌をつける】の意味や由来、使い方を解説!

【味噌をつける】の意味とは

味噌ディップ? おかず味噌? いえいえ、今回ご紹介するのは、慣用句の「味噌をつける」で「しくじる」「失敗して面目を失う」という意味です。

慣用句とは、二語以上の単語が結合してある特定の意味を表したものですが、味噌にまつわる慣用句は多く存在します。中でも「味噌をつける」は、「そこが味噌」「手前味噌」などと同様に耳にする機会が多い慣用句ではないでしょうか。

ことわざや慣用句などに「味噌」が数多く登場するのは、それだけ味噌が日常生活に密着し、人々にとって欠かせないものだったという証拠です。

味噌にまつわる慣用句は、いい意味合いで使われるものと、悪い意味合いで使われるものがあります。「味噌をつける」は、失敗したときに使われるため後者となります。どちらかというと、失敗したことにより評判を落としてしまう、といったニュアンスが強くなります。

【味噌をつける】の由来

昔々、味噌はやけどの特効薬として活用されていました。味噌のヒンヤリとした感触や殺菌作用で、やけどを治すと信じられていたのでしょう。やけどは大抵しくじった時や、間違えた時に起こるため、「味噌をつける」の語源になったと言われています。

注意今はよい薬がありますので、やけどをした場合は病院に行きましょう。味噌を塗るとむしろ悪化するという意見もあります。

どんなときに使う?【味噌をつける】の例文

頭を抱える女性

基本的に自身の失敗の際に自虐的に使うもので、特に目上の人に対して使うのは失礼なので、やめたほうが無難です。

・仕事でミスをしてしまい、プロジェクトの看板に味噌をつけてしまった。

・自信満々のギャグがしらけてしまい、イベントに味噌をつけてしまった。

・毎年優勝していたのに、今年は優勝を逃してしまい、クラブの歴史に味噌をつけてしまった。

失敗は成功のもと

このように「味噌をつける」は、よくないときに使われますが、自らの失敗を包み隠さず認めている点、また、「味噌」という言葉が入ることでやわらかい印象になるのは、味噌のもつ不思議な力ではないかと思えてなりません。

特に若い人や子どもたちで使う人はあまりいないため、さらっと「~で味噌をつけてしまった」と言って前向きに頑張っていたら、驚きとともに、応援したくなります。失敗の内容にもよりますが、上手に使えば名誉も少し挽回できるかも? 

失敗は成功のもと! いくつになっても、失敗を恐れず、いろんなことにチャレンジしていきたいと思います。

【参考文献】
『みそ文化誌』(発行/全国味噌工業協同組合連合会・一般社団法人中央味噌研究所、編集/みそ健康づくり委員会)
『みそを知る』(発行/みそ健康づくり委員会、監修/一般社団法人中央味噌研究所)
『くいもの 食の語源と博物誌』(著者/小林祥次郎、発行/勉誠出版)
『たべもの語源辞典』(著者/清水桂一、発行/東京堂出版)
『常用漢字コアイメージ辞典』(著者/加納喜光、発行/中央公論新社)
『標準語引、分類方言辞典』(著者/東条操、発行/東京堂出版)

味噌伝道師 MISODO(本名:藤本智子)http://misodo.co.jp/
株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデルを経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。『みそまる』(宝島社)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等著書多数。※サイトに掲載している記事は取材当時の情報のため、現在と内容が変わっている可能性がございます。



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